日帰りパックの説明書には定山渓温泉内だけで利用できるホテル、旅館が12施設記されている。下山後に入浴したいからバス停にもっとも近い施設を選ぶ。目あてのホテルは足湯に真近い。
札幌市南区定山渓温泉東三丁目。電話011(598)3500。1,400名収容の巨大ホテル「定山渓万世閣ホテルミリオーネ」に訪れる。
ロビー左奥のフロントに入浴券を渡す。
「温泉は三階です。エレベーターをご利用下さい」
男湯の暖簾をくぐって山靴を下駄箱に入れる。脱衣所で裸になり、貴重品をロッカーに収納するのはどこの温泉も同様。だが、さすがは一流リゾートホテル。大浴場、サウナ、ジャグジー、寝湯、露天などがずらりとそろっている。
(温泉名)定山渓温泉。(泉質)ナトリウム・塩化物泉。(泉温)70〜90℃。(効用)神経痛、筋肉痛、病気回復期、疲労回復、健康増進、虚弱児童、慢性婦人病、冷え性、切り傷、やけど、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うち身、くじき、痔疾、慢性消化器病。(性状)無色、澄明、無臭。PH6.6。消毒している。
旅の疲れを温泉に癒す。湯ぶねを順ぐりにめぐり、浸かり飽きたら、風呂からあがる。
ふやけた顔つきで定山渓神社前バス停にもどる。